まどらさんより、『イエロウズ』の詩を戴きました。

かいし 呼吸をはじめて 蜃気楼ゆらり
ほかげ 海上には無し 海面にゆらり
綺麗なお魚さん、私のお肉は美味しいですか
わたしから漂うこのにおい 美しい
ブルーなシグナル そこに甘いお水
もぐってゆきます 深く 深く
 
きらい 海中に落とし 海底で爆ぜて
さかな 杯飲み干し 逆網を逃れ
お若い水兵さん、私と一緒におぼれましょうか
あなたから伝わるその温度 愛おしい
イエロウシグナル 水兵さん抱き締め
しずんでゆきます 深く 深く
 
染み込むインク わたしたちを産み落とし
飲み込む薬 わたしたちは生き長らう
流れる血潮 わたしたちの愛の鎖
求める名前 わたしたちは水を飲む
 
赤い信号 壊れた
 
イエロウシグナル 水兵さんおぼれた
しずんでゆきます 深く 深く
イエロウシグナル そこは約束の地
もぐってゆきます 深く 深く
イエロウシグナル 水兵さんおぼれた