| 彼は眼鏡を外せばいいのにと、仕切りに言う。 僕は彼女と別の顔になりたくて、眼鏡をかける。 彼は裸眼の僕をみて嬉しそうに笑う。 僕はガラス越しの君以外見たくはない。 だって君は今、僕じゃない違う誰かを思い浮かべているんだろう? you hate...maybe. 大きな瞳が僕を捕らえている。一瞬たりとも見逃しはしないと言わんばかりに。視線ばかりが突き刺さる。 「……なに?」 「ん、あ〜、いや。……なぁ、雨宮ってさ、目悪いの?」 「……いや、別に……」 「じゃあ伊達ってことか! なんで眼鏡してんの?」 |