まことさんさんより、レンマナカナ小説戴きました。
3P後の会話、と云うアレな設定なので苦手な方ご注意を。










まだ眠い。喉かわいた


大きくあくびを1つして
焦点の合わない視界の中、1点だけ明るく光るランプ
今何時かも分からないまま、優しいまどろみの中に溶けてしまうのもいいかもしれない


んーと軽く伸びをすれば、腰がなんだか甘く痺れて
腕を伸ばすとレンの肩に当たるし
脚を伸ばしたら要を引っかきそうだ


1つのベッドに3人が寝るには少し狭い
それは男2人のせいに思える


最初みんなで1回して、次はそれぞれ1回ずつ、最後にもう1回みんなでした
終わったのが何時で、どれくらい寝たのかも分からない


「…あ」


何気なく曲げた脚が、後ろにいたレンに当たってしまった
起こしてしまったかもしれない、と慌てて振り返ったものの、その広い背中は定期的な呼吸を繰り返すばかりだった


喉の乾きを身体に訴えられたところで、のそのそとベッドから抜け出す


冷たい床を裸足で歩き、冷蔵庫まで辿り着く
オレンジ色の光が目を刺す中、見つけたのはミネラルウォーター
それを横から取り上げた腕があった


「…レン、起きてた?」
「うん」


ミネラルウォーターを飲みながら、ただ面白そうにレンがこちらを見ている
いつから起きていたんだろう


「いつから起きてたの?」
「さっき」


あらかた飲んで満足したのかレンはペットボトルの蓋を閉めて
最初私が飲もうとしたのに


ふとレンがペットボトルを投げる仕草をした
こっちに向かってくると思ったそれは私の頭上を弧を描いて飛んでいく
それを受け取ったのは私ではなく、いつの間にか起きていた要だった


「あ、起きたんだ」
「誰かさん達が安眠妨害してくれるもんで」


そう言ってペットボトルを飲む要
新品だったそれはいつの間にか男2人のせいで4分の1にまで減っている
冷たかったものも、今では温くなってしまった


「…お腹空いた」


ようやく回ってきたペットボトルを一気飲みして
ふと出てきた言葉を口にすれば、2人が同時に吹き出した


「レン、お腹空かない?」
「…そうだな、空いたな」
「ほら、要」
「だからなんで俺に…」
「要、何か作ってー」
「作ってー」
「レンさんキモい」


要は乱れた髪を面倒そうにかき上げて、ジャージを手に取るといつもながらに早い着替えを終わらせた


「マナ、要が襲い掛かる前に服着とけよ」
「な…っレンさん!」
「バーカ、一々反応すんなよ」


いつも通りの2人に笑いながら、からかわれる要が面白いからもう少しこのままでいよう



また、しようね

マナの小さな呟きは2人の声に紛れて消えた