ツァラ。さんより、瀬田×マナ!


「先生、私のこと好き?」


尋ねると彼は隣に腰かけて、黙って優しいキスをくれた。

「城崎さん…?」

心配してくれるから意味もなく俯いて見せれば
今度は、いつもより優しく抱き締めてくれる。

「どうかしたの?」

なんとなく聞いてみただけだったけど、
どうして言葉で応えてくれなかったのか
なんて、些細な事を寂しいと思ってしまう。

キスをくれる。
傍にいてくれる。
心配もしてくれる。
抱き締めてくれる。

なのに彼の気持ちだけがいつも曖昧に思えて、私は不安になるんだ。

彼の胸の中にいてさえそれは拭えない。

だけど、確かめる勇気はまだ持てなくて。

「…ううん大丈夫。いいの」

それでも今は、昭仁が大好きだから。